よくわかる!
納骨堂・樹木葬Q&A
Q預かり期間と永代供養について
A
永代に供養する、とうたっていても、期間については13回忌や33回忌、50回忌までといった内規があるところもあり、期間が過ぎると合祀墓に合葬される場合もあります。
Q管理費について
A
購入費以外に管理費が必要な場合があります。年間管理費がかかる場合は1万円前後が多いようです。支払方法も様々で、一括払い・複数年払い対応がある場合、生前のみ管理費がかかる場合もあります。また、支払いが滞ると契約終了として合祀される場合もあります。
Q宗旨宗派について
A
ほとんどが檀家になるわけではないため、宗旨・宗派は問われないのが一般的です。神道、キリスト教、その他宗教も大丈夫です。但し、納骨の儀や年忌法要、日々のお勤めは寺院納骨堂・樹木葬の場合、住職がその宗派に則って行う場合がほとんどです。
Q子どもがいなくても購入できますか?
A
後継者がいなくても購入可能です。「個人用」「夫婦用」「家族用」などに分けて、将来的なことにも対応できるようにされています。
Q樹木葬は法的に問題ないのですか?
A
墓地埋葬法によって、認可を受けた場所にしかお骨を埋葬できないことになっています。墓地と認可された霊園や寺院の墓地であれば、樹木葬を行うことは問題ありません。
裏返していうと、墓地の認可を受けた場所でなければ、人里離れた山林や野山であってもお骨を埋葬して樹木葬を勝手にすることはできません。また、自宅の庭が広いからといって、お骨を埋葬して勝手にお墓を造ることは禁止されています。
Qお線香やお花などをお供えできますか?
A
納骨堂については、お参り中はお線香やお花、好きな食べ物をお供えして大丈夫ですが、お参り後は持ち帰るか、あらかじめ決められた共同の仏前お供えスペースに置いて帰るかとなります。一部の納骨堂ではその店内で販売しているアレンジ花しか供えられない等、細かな指定があるところも。
また樹木葬については環境と景観への配慮から、お花や食べ物は埋蔵場所に直接置くことが難しいところがほとんどです。埋蔵場所近くに共同墓碑や献花台などがあり、その前でのみ可能、などそれぞれ決まりが異なります。
お参りの場所も、埋蔵場所には直接足を踏み入れることができないため、個別の植樹型以外は「墓前」でなく近くに設けられた通路からのみなど、限定される場合が多いため事前に確認しておきましょう。
Q自由にお参りができますか?
A
納骨堂の場合は開館・閉館時間が決まっているため、その時間内のみとなります。樹木葬についても屋外とはいえ「墓地」の一部(もしくは全体)として宗教法人運営または公営墓地の敷地内にあるため夜間は施錠されているところもあります。
夕方のお参りを考えている場合には事前に開門・閉門時間を確認しておきましょう。
Qペットと一緒に入ることはできますか?
A
納骨堂の多くは基本的にペット不可です。ペット専用の納骨堂などは存在します。
また樹木葬によっては、ペットと同じ区画に入ることができる墓地や同じ敷地内にペット用樹木葬を設けた墓地などがあります。